ビジネス、試験勉強、子供の教育にもグングン成果が上がる。みるみる冴える脳!ひらめく頭!とっておきの「脳力アップ術」を公開!
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

覚えているはずなのに思い出せない時の秘訣


思い出せない時の記憶の糸の手繰(たぐり)り方

覚えていなければならない人の名前をつい忘れてしまったり、うっかり言い間違えて冷や汗をかく、といった事態は避けたいもの。私たちは、名前を忘れられたり、間違えられたりすると、極端にいえば、自分の人格を否定されたような気持ちになる。所属する団体名や会社名でさえ、間違えられれば、決していい気はしない。その思いはもちろん相手も同じだ。

では、万が一、覚えたはずの名前を、ど忘れしてしまったときは、どうしたらいいのだろうか?そんな場合は、まず、その人と以前会ったときの、全体的な状況を思い出すようにしたい。たとえば、私たちは、最初に海で会い、次にデパートで会った人よりも、最初にデパートで会い、再度デパートで会った人のほうが、その人の名前を思い出しやすい。全体の状況が同じようにくり返されたほうが、記憶の糸をたぐりやすくなるのだ。

一方、人の名前を思い出そうとして、それだけに気をとられると、頭が混乱して名前の特徴が浮かびにくくなる。そうならないためにも、まずはその人をめぐる全体の状況が同じようにくり返されたほうが、記憶の糸をたぐりやすくなるのだ。

その際、次のようなキーワードを使って、記憶の糸をたぐるとよい。その人と会ったのは、「会社でか?」「取引先でか?」「何かの会合でか?」「異業種セミナーでか?」「それとも○○でか?」たぶん取引先だったな、と思ったら、今度は、訪問したことのある取引先を、次々に思い浮かべてみる。名刺交換をした応接室などが浮かんできたら、もうこっちのもの。頭のなかにポンと正解がとび出してくるだろう。

ど忘れした時は焦らず30秒待つ

テストの最中に、答えがそこまで出かかっているのに思い出せないことがある。覚えた記憶はあるのに、どうしても思い出せない。そんなときまず試したいのは、20~30秒ほどの間、頭を空っぽにすることである。逆に、一番いけないのは、焦って余裕をなくしてしまうこと。思い出せなくてモヤモヤすると、誰でも気持ちが焦ってくる。そして、何がなんでも思い出そうと力めば力むほど、ますます出てこなくなるのが記憶のメカニズムだ。

しかも試験中は、長い間、答案用紙だけを見つめている。1つのものしか見えていないため、記憶を引き出す発想パターンも、単調になりやすい。

この状態をドライブにたとえれば、家に帰ろうとして、道路が大渋滞をしているようなもの。幾ら焦っても、渋滞中の道路にこだわるかぎり、中々家へ帰れない。そこで、いったん頭の中を空っぽにして、ほかのルートを考えることが大切になる。大きく深呼吸してリラックスすれば、ふと抜け道を思いつくように、探していた答えが浮かんでくることもあるのだ。

それでも思い出せなければ、窓の外の風景でも眺めてみる。頭に新鮮な刺激が与えられ、神経細胞の働きが活発になれば、ふと答えを思い出すことも珍しくない。ただし、この作業に多くの時間をかけてはいけない。頭を空っぽにしてボケッとしていれば、どんどん貴重な時間が過ぎてしまう。

大切なことは、あくまでも頭を空っぽにしてリラックスすること、そして脳の発想パターンを転換してみること。20秒~30秒かけて思い出せなければ、さっさと次の問題にうつることだ。

置き忘れを思い出す要領で記憶をたどる

ふと気がついたら携帯電話がない。ズボンの後ろポケットに入っているはずが、見当たらない。そんなときは、まず「どこかに忘れたか、落としたか」と思うのが普通だろう。そして、「最後に携帯電話を使ったのは、いつだったっけ」と記憶の糸をたどってみるはずだ。

すると、たとえば、「山田に電話して。あいつの言い方に腹が立つたから、ブチッと電話を切っちゃって。そういえば、カバンのなかに投げいれたんだった」というように、携帯電話の行方を思い出すはずである。つまり、携帯電話が行方不明になる直前の行動を思い出し、時間の流れに沿って行動をたどってみると、「そういえば」と思い当たる瞬間が見つかるものだ。

これと同じことが、テストのときにもいえる。ど忘れして、どうしても答えを思い出せないとき、それを覚えた直前の行動を思い出してみるのも、1つの方法である。

たとえば、タイの首都バンコクの街を流れる川の名前をど忘れしたとすると、その直前に覚えた「バンコクはメコンデルタという穀倉地帯に広がる平野にあって、人口は約600万人だった」ことを思い出す。

すると、先生が授業で、「バンコクを流れる川は、昔”メナム川”と呼ばれていたが、”メナム”とはタイ語で”川”という意味で、それが誤解されて広まった」と話していたことを思い出したりする。記憶がここまでたどれれば、「そういえば、”チャオプラヤー川”とノートに書いたな」と、答えが浮かんでくるのも時間の問題だろう。

記憶をたどるなら、時間をさかのぽっていくより、思い出したい時間の直前まで戻り、そこから時間に沿ってたどるほうが思い出しやすいものである。

スポンサーサイト

テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

往復の時間をあますところなく活用する秘策


なぜ電車が勉強の場にふさわしいのか

都会に住むサラリーマンやOL、学生となれば、通勤・通学に往復二時間はかかるケースも珍しくない。片道二時間という人もいる。むろん、この時間をただ、移動のためだけに使うのはもったいない。せっかくなら、勉強時間として活用したいものである。

電車のなかでは、案外いろいろなことができるものだ。新聞、雑誌、本を読むのは誰でも思いつくところだが、ヘッドホンステレオで英会話の勉強をすることもできれば、車内の中吊り広告を見るだけでも、最新の話題をキャッチできる。ふだんはあまり興味がない分野の知識を仕入れることもできる。

周りの乗客の様子を見て人間観察をすることもできれば、ファッションや行動から最近のトレンドをつかむことも可能だ。メモやノートを取り出して、書き物をすることもできる。人から話しかけられる心配もないので、静かにアイデアを練るには格好の場ともいえる。

ほかにも、アイデアしだいでいろいろな活用法が考えられるだろう。ただぼんやりと電車に乗っているだけでは、そんなもったいない時間の過ごし方はない。

満員電車で語学学習をする方法

通勤・通学の電車を「勉強部屋」にするといっても、なかなかむずかしい場合もある。とくにむずかしいのは、身動きできないような満員電車である。都心のラッシュアワーでは、新聞さえ広げられない場合もある。だが、そんな環境でも方法しだいで、車内を立派な「勉強部屋」にできる。それは英語など語学の暗記である。暗記なら混雑の中、両手が不自由でも困らない。

たとえば、一日に覚えたい単語やフレーズを、いくつか単語カードに書いておく。これをチラッと見て、あとはひたすら頭のなかで復唱するのだ。一時間の通勤電車のなかで10個の単語を覚えるなら、一つの単語に六分かけられる。一つの単語を六分間くり返し復唱すれば、いやでも覚えるだろう。

一日10個覚えていけば、一週間で50個、一か月で200個の単語が覚えられる。勉強することに集中していれば、満員電車の不快感も軽くなるだろう。

時間をかけてでも座席は確保する

電車内で勉強するうえで重要なのが、座席の確保である。立っていても新聞は読めるし、ヘッドホンステレオも聞ける。だが足が疲れて、だんだん集中力がなくなってくるし、駅に止まるたびに人の出入りでザワザワするのも、集中力を妨げるもとになる。

では、どうやって座席を確保するかだが、これはやはり早めの電車に乗るのが確実だろう。たとえば、前にも書いたように一時間半ほど早く通勤すれば、座席に座れる確率はかなり高くなる。また、近くに始発駅があるならその駅まで行く。

このため乗車時間が15分長くなったとしても、それで集中して勉強できる時間が一時間確保できるなら、それだけの価値はある。また、できるだけ乗り換えのないルートを選ぶことも重要だ。乗り換え時間がもったいないし、乗り換えするたびに席を確保するのもたいへんである。

また、沿線を特急列車が走っているなら、指定席を買って乗るのも手だ。お金はかかるが、これで電車が「書斎」に変わるなら、安い出費といえなくもない。

座る前に、照明、空調をチェックする

同じ電車内でも、勉強に向いている場所と向いていない場所がある。どうせなら効率よく勉強できるよう、快適に過ごせる場所を確保したいものだ。第一に気をつけたいのは、照明の明るさである。目を疲れさせないためにも、これは重要なポイントだ。暗い場所を避けるのは当然だが、直射日光がまともに当たるのもまぶしすぎてよくない。

そこで座るときに、日が差さないほうに背を向ける方向を選んでおく。すると、本のページに光がまともに当たらない。立つ場合は、ドアの近くか、地下鉄なら光が乏しいぶん、照明の下にしておくことだ。また、扇風機や空調の風が直接当たる場所も避けたほうがいい。本がパラパラめくれやすいし、隣の女性の髪の毛がちらちら視界に入ったりして、集中を妨げるもとになる。

また座って本を読む場合は、膝の上に本を置くのはやめたほうがいい。長時間下を向く姿勢をつづけると、胃腸を圧迫しやすい。なるべく目に近い高さまで本を持ち上げて、背筋を伸ばして読むようにしたい。

「行き」に覚えて「帰り」に復習する

暗記の基本は反復にあるが、これが簡単なようで、なかなかむずかしい。昨日覚えたことをもう一度復習しておこうと思っても、つい忘れてしまったり、気がはやって新しいことを覚えたくなるものだ。そんな人は、行きと帰りの電車を活用した暗記法にトライしてみるといいだろう。

たとえば、英単語を覚えるとき、行きの電車で10の単語を覚えたとしたら、帰りの電車では行きに覚えたことを復習するのだ。「行きは覚える時間、帰りは、復習する時間」と割り振ってしまえば、新しいことを覚えるのと同じだけの時間、復習することになる。これなら、記憶は強固なものになるし、復習する時間がない、という心配もない。

あるいは、行きに読んだ本の内容を、帰りは思い出したり整理したりする時間にあてるのもいい。たとえば、行きに経済書を20~30ページほど読んだときは、帰りはその内容を思い出してみる。目次を手がかりに、思い浮かべるのもいいだろう。目を通しただけでは忘れてしまう内容も、こうすれば記憶に定着しやすくなる。

メモ代わりになる付箋活用法

電車のなかで中吊り広告を見ていると、突然いいアイデアがひらめくことがある。そのとき、カバンからサッと手帳を取り出してメモできればいいが、満員電車のなかだとなかなかそうもいかない。

そんなときのためにおすすめなのが、付箋をボールペンと一緒に、ポケットに忍ばせておくことだ。これなら少しくらい混んでいても、ポケットからすぐに取り出せる。これに思いついたことを、ササッと書き留めておくのだ。

会社や学校に着いたらメモの内容を手帳に書き写してもいいし、面倒ならそのままノートに貼りつけておくこともできる。付箋には、縦長サイズのものから、幅広のものまでいろいろあるので、使いやすいものを選べばいい。

テーマ:勉強 - ジャンル:学問・文化・芸術

スケジュールぎっしりの中で、いつ勉強するか


時間は「見つける」のではなく「つくり出す」

「勉強をしたい」とは思っても、忙しくてなかなか時間がとれない。そんなグチとも言い訳ともつかない言葉を口にする人は多い。だが、そういう人は、「時間」というものを勘違いしている人といえる。時間は、欲しいと思った瞬間、目の前にポッと湧いて出てくるものではない。あるいは「どこかにないか」と探すものでもない。時間は自分で「つくり出す」ものなのだ。

一日の生活パターン、一週間の生活パターンというのは、誰でもだいたい決まっているものだ。そのパターンにのっとって毎日忙しく過ごしているのだから、特別ムダな時間や空いている時間など、そもそもあるはずもない。そんなところから、新たな勉強時間を簡単に見つけられるわけもない。勉強時間は、意識してつくらなければ、もともと存在しないのである。

たとえば、一日一時間、勉強時間をもちたいとする。その場合、一日のスケジュールを書き出してみる。それを眺め、どこかを勉強時間に置き換えることができないかを考えてみる。朝一時間早く起きる手もあるし、通勤・通学時間に勉強する手もある。昼食時間を削って、勉強することもできるだろう。

とにかく、自分の時間の使い方を見直してみよう。「空いている時間はないか」と目的意識を明確にして探し、一日の生活のどこか、あるいは一週間のうちのどこかの時間を勉強時間にあてる。そして、そのために、どうスケジュールを組めばいいかを考える。そうして、はじめて勉強時間は生まれてくるものだ。

平均的な生活パターンを外してみる

忙しい毎日から勉強時間などつくれるはずがないと思っている人は多いが、それはいまの生活パターンから時間をつくろうとするためである。多少は生活パターンを変えなければ、勉強時間をひねりだすことはできない。たとえば、通勤・通学時間である。いつも午前八時に家を出て、ラッシュアワーに電車に揺られて九時半に会社や学校に着く生活を送っていたとする。たとえば、これを六時半に家を出るようにする。

すると、ラッシュに巻き込まれずにすみ、車中での勉強も可能になる。また、人の流れがスムーズで、通勤・通学時間を短縮できるかもしれない。その浮いた時間も、勉強時間にあてればいい。生活パターンを変えるコツは、サラリーマンや学生の平均パターンからズレてみることだ。

いまあげた例も、ふつうみんながしている平均パターンより早く自宅を出発するからできることである。たとえば、昼休みの時間や帰宅時間をズラしてみる。平均的な生活パターンを変えてみると、新たな時間をつくり出すコツにつながることが多い。

「コマ切れ時間」の見つけ方

朝起きて、トイレに入っている時間、食後の休憩、通勤一通学の電車やバスの待ち時間など、起きてから会社や学校へ行くまでの間には、コマ切れの時間が、けっこうあるものだ。会社や学校に着いてからも、会議や商談、授業の間などの待ち時間、外回りのときの待ち時間など、コマ切れ時間はけっこう見つかる。

帰宅後も風呂のなかや就寝前のひとときなど、コマ切れ時間を見つけることができる。このコマ切れ時間、人によって差はあるが、合計すると三時間程度はあるものだ。その時間をただボーッと過ごすのはもったいない。このうち三分の一を勉強時間にあてるだけでも、一時間の勉強時間をつくることができる。

「コマ切れ時間」は集中して記憶するのに最適

五分や十分のコマ切れ時間では、とても勉強になどならない。そう思う人もいるだろうが、必ずしもそうとはいえない。勉強内容によっては、コマ切れ時間でも、身になる勉強ができるのである。たしかに、不慣れな分野の本や専門書を読もうというとき、十分程度ではなかなか集中できないものだ。

ようやく集中しはじめたときには、もう別のことをしなければならないということになる。だが、短い時間だからこそ集中して勉強できるともいえる。九十分の講義時間中、ずっと集中しているのはむずかしい。途中でボーッとしたり、別のことを考えることもあるだろう。

しかし、五分や十分の間なら、気を散らせることもなぐ、集中できる。たとえば、英単語を覚えるのなら、単語カードを持ち歩いていれば、短い時間に一つや二つの単語は覚えることはできる。電車の待ち合わせや乗車中など、時間を見つけては二つ三つと覚えていけば、一日でけっこうな分量を覚えることができるのだ。

テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

実力がグンとアップする効率のよい学習法


復習するなら勉強してから9時間以内

勉強では、復習するかしないかで、身につく量は大きく違ってくる。どうせ復習をするなら、前にも述べたように、勉強後9時間以内に必ず一回目の復習をすることだ。脳は、勉強によって一旦記憶したことでも、すぐに忘れはじめる。

その進行はかなり急スピードで、勉強してから9時間後には、記憶の三分の二は失われる。したがって、復習をするなら早いほうがいい。翌日や明後日にしたら、かなり忘れていて、一から覚え直さなければならない部分が増えてくるのだ。

その最初の復習のタイムリミットは、勉強後9時間までである。すでに失われている部分があるとはいっても、この時間内なら、復習すればすぐに思い出す。そこで、もう一度勉強して、記憶を定着させていくのである。

似たジャンルの教科を続けない

受験勉強で、国語、数学、理科、社会、英語と、一度にいろいろなジャンルに手をつけると、頭がこんがらかってくることがある。特に混乱しやすいのは、似たジャンルを続けて勉強するときだ。たとえば、物理の次に数学や化学を勉強したり、あるいは古文の次に日本中世史の勉強をしたりするときだ。似たような話が出てくるため、頭がこんがらかって、うまく頭のなかに入らない。

これは、心理学でいう「重畳効果(ちょうじょうこうか)」が起きるためだ。似たような情報を一緒に頭のなかに詰め込むと、記憶が混乱するのだ。ヨーロッパに旅行して古い宮殿ばかりを見せられていると、どれがどの宮殿だったかわからなくなるのも、この重畳効果のせいだ。

重畳効果の影響をなくすには、似たようなジャンルを続けて勉強しないことだ。たとえば、数学や物理の勉強をした後には、世界史や現代文の勉強をするようにしたい。

辞書をマメにひく癖をつける

最近は、パソコンがひらがなを漢字に変換してくれることもあって、辞書をひくのを面倒くさがる人が増えているようだ。こうなると、わからない言葉が出てきても「まあ、いいや」となりがちだが、それは頭のためにはあまりいいことではない。

少し面倒でも、辞書をひく癖をつけたほうがいい。疑問に思ったり、わからないと思った言葉は、とにかく辞書で調べる。そうすると、曖昧な情報を正確にチェックできるし、新たな知識を得ることもできる。また、辞書をひく作業が習慣化すれば、一つの言葉を何度も辞書でひくことにもなる。それによって、言葉のより深い意味をもくみ取ることができるようになるのだ。

さらには、自分自身を知的な方向へと向かわせることもできるだろう。辞書に対して腰がひけているようでは、勉強にもなかなか積極的になれない。辞書をまめにひくことで、勉強への構えもできてくるのだ。

試験の終わった日に復習する

試験勉強に共通するコツは、覚えたことを確実に自分のなかに定着させていくことだ。新しいことを覚えるだけでなく、忘れることを極力減らし、暗記量を着実に増やしていくことが必要になる。そのためには、中間試験や期末試験、模擬試験など一つの試験が終わったその日に試験勉強をした内容をもう一度復習することである。これで、試験勉強の内容を自分のなかに強く刻みつけることができる。

試験後すぐの復習が重要なのは、集中的な試験勉強による記憶がいわゆる短期記憶に留まっているからだ。要するに、試験勉強の記憶は覚えてから二~三日もたつと、一気に忘れてしまいやすい状態なのだ。そこで復習し、短期記憶でも長期記憶に変換しておくと、長く覚えておくことができるのである。

テーマ:勉強 - ジャンル:学問・文化・芸術

しっかり覚えて記憶を定着させる画期的な方法


「意味記憶」よりも忘れにくい「エピソード記憶」

記憶には「エピソード記憶」と「意味記憶」の二種類がある。エピソード記憶は、個人的な体験の記憶「思い出」のこと。意味記憶は読書などで記憶したこと、いわゆる「知識」のことだ。

両者では、もちろんエピソード記憶のほうが強く記憶される。とくに、感情を伴ったエピソード記憶は、長く記憶にとどまる。感動して読んだ小説のストーリー、思いがけなく人からホメられたときの言葉などである。

この強力なエピソード記憶を勉強に利用するのも、効率のいい覚え方となる。たとえば、英会話でも、ただテープを回して英語を聞くだけよりも、直接外国の人と話したほうが上達しやすいのは、「外国の人と話す」という個人的な体験を伴うためである。

1つのストーリーに埋め込んで覚える

たとえば、歴史の勉強をしていて、江戸時代の元禄文化にまつわる人名を覚えなければならないとする。教科書を見ながら、ただ「井原西鶴=浮世草子」「近松門左衛門=人形浄瑠璃」「松尾芭蕉=俳諧」と機械的に覚えようとしても、なかなか頭に入ってくるものではない。

こんなときは、一つ一つを別々に覚えるのではなく、一つの物語のなかにすべての情報を組み込んで覚えてしまうといい。たとえば、井原西鶴を思い浮かべて、彼が浮世草子(今でいう小説)を書いている姿を想像する。そこへ近松門左衛門がやってきて、その小説をケナす。もっといいものが書けるはずだと、近松は人形浄瑠璃の脚本を書き出す。その人形浄瑠璃を見ていた松尾芭蕉が、その感想を俳諧に残すといった具合である。

これを頭のなかで映像化すると、ただ事柄だけを丸暗記するのにくらべて、ずっと生き生きと頭に刻み込まれ、忘れにくくなる。物語をつくるには、ある程度その人物や事件を知っておく必要があるが、その枝葉の知識がまた記憶力を定着させることにつながる。

イメージ力を高める観察トレーニング

チャンキングにしても、体の部位に関連づけるにしても、物語に組み込むにしても、このとき重要なのはイメージカである。頭のなかにイメージを描き、それをしっかり定着させる能力がないと、せっかくの記憶術も役立たない。そもそも、イメージを描き出すこともむずかしい。

このイメージカは、人によってかなりの差がある。作家や画家などは、イメージカが高い人の代表といえる。では、イメージカの低い人は、先に述べた記憶術を使えないかというと、そんなことはない。訓練しだいで、イメージカを高めていくことはできる。

作家や画家のイメージカが高いのは、彼らの観察力が優れているからだ。道を歩いているとき、周囲の風景を細かく観察したり、人と会っているとき、その表情や特徴を観察し、それを作品づくりに生かしているのだ。イメージカを高めるには、この観察力をつけることが大切になる。

観察力をつけるには、ふだんから、いろいろなものを観察することも大事だが、こんなトレーニング方法もある。たとえば、花瓶を用意する。これを一~二分間じっと観察する。次に、花瓶の様子をできるだけ細かく思い浮かべる。その後、目を開けて、イメージした花瓶と本物とを見くらべる。

再現できなかったところを再びよく観察し、また目を閉じてイメージする。これをくり返すのだ。毎日、そういう作業をくり返していくうちに観察力がつき、イメージカの向上にも役立つ。

記憶を定着させるために反復学習する

人間はとにかく忘れる動物である。記憶を定着させる方法は、たった一つしかない。「反復」すること、要するに「復習」である。エビングハウスの記憶実験」と呼ばれる心理学上の有名な実験がある。ドイツの心理学者エビングハウスが時間の経過と忘却率の関係を調べたもので、「記憶の保持率は時間軸と対数曲線を描いて低くなる」という法則として知られている。

とくに、記憶してから九時間までに、記憶の保持率は急速に低下する。覚えたはずの記憶がどんどん消えてしまうのである。しかし、その記憶がまだ残っている間に反復学習すると、記憶の保持率が飛躍的に高まることもわかっている。

反復しすぎの「過剰学習」を避ける

昨日覚えたことを翌日にはもう忘れてしまっている、あるいは翌日は覚えていても、その翌日には忘れてしまう。そんな不安を抱く人は多いだろう。それで、昨日覚えたことを今日また覚え直し、さらに明日も覚え直したりする。こういう反復作業は、記憶を定着させるうえで、たしかに効果的だ。多くの記憶は、その日に覚えたつもりでも、しばらくすると忘れていることが多い。翌日、もう一度覚え直すことで、忘却率をかなり下げることができる。

だが、ここで注意したいのは、やりすぎないことだ。すでに覚えたことを何度も何度もくり返して記憶する作業を、心理学では「過剰学習」と呼ぶ。これは記憶の定着には役立つが、一方で思考の柔軟性を奪い、自由な発想の妨げになりやすいのだ。

何かを覚えるのは、それを使って仕事や生活に役立てるため。記憶するための記憶では、自分のためにもならない。覚えたはいいが応用がきかないということを避けるためにも、記憶の反復学習はほどほどにしたほうがいい。

テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

Powered By FC2ブログ. copyright © 2017 眠れる「脳力」を全開にする最強の頭脳革命 all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。