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しっかり覚えて記憶を定着させる画期的な方法


「意味記憶」よりも忘れにくい「エピソード記憶」

記憶には「エピソード記憶」と「意味記憶」の二種類がある。エピソード記憶は、個人的な体験の記憶「思い出」のこと。意味記憶は読書などで記憶したこと、いわゆる「知識」のことだ。

両者では、もちろんエピソード記憶のほうが強く記憶される。とくに、感情を伴ったエピソード記憶は、長く記憶にとどまる。感動して読んだ小説のストーリー、思いがけなく人からホメられたときの言葉などである。

この強力なエピソード記憶を勉強に利用するのも、効率のいい覚え方となる。たとえば、英会話でも、ただテープを回して英語を聞くだけよりも、直接外国の人と話したほうが上達しやすいのは、「外国の人と話す」という個人的な体験を伴うためである。

1つのストーリーに埋め込んで覚える

たとえば、歴史の勉強をしていて、江戸時代の元禄文化にまつわる人名を覚えなければならないとする。教科書を見ながら、ただ「井原西鶴=浮世草子」「近松門左衛門=人形浄瑠璃」「松尾芭蕉=俳諧」と機械的に覚えようとしても、なかなか頭に入ってくるものではない。

こんなときは、一つ一つを別々に覚えるのではなく、一つの物語のなかにすべての情報を組み込んで覚えてしまうといい。たとえば、井原西鶴を思い浮かべて、彼が浮世草子(今でいう小説)を書いている姿を想像する。そこへ近松門左衛門がやってきて、その小説をケナす。もっといいものが書けるはずだと、近松は人形浄瑠璃の脚本を書き出す。その人形浄瑠璃を見ていた松尾芭蕉が、その感想を俳諧に残すといった具合である。

これを頭のなかで映像化すると、ただ事柄だけを丸暗記するのにくらべて、ずっと生き生きと頭に刻み込まれ、忘れにくくなる。物語をつくるには、ある程度その人物や事件を知っておく必要があるが、その枝葉の知識がまた記憶力を定着させることにつながる。

イメージ力を高める観察トレーニング

チャンキングにしても、体の部位に関連づけるにしても、物語に組み込むにしても、このとき重要なのはイメージカである。頭のなかにイメージを描き、それをしっかり定着させる能力がないと、せっかくの記憶術も役立たない。そもそも、イメージを描き出すこともむずかしい。

このイメージカは、人によってかなりの差がある。作家や画家などは、イメージカが高い人の代表といえる。では、イメージカの低い人は、先に述べた記憶術を使えないかというと、そんなことはない。訓練しだいで、イメージカを高めていくことはできる。

作家や画家のイメージカが高いのは、彼らの観察力が優れているからだ。道を歩いているとき、周囲の風景を細かく観察したり、人と会っているとき、その表情や特徴を観察し、それを作品づくりに生かしているのだ。イメージカを高めるには、この観察力をつけることが大切になる。

観察力をつけるには、ふだんから、いろいろなものを観察することも大事だが、こんなトレーニング方法もある。たとえば、花瓶を用意する。これを一~二分間じっと観察する。次に、花瓶の様子をできるだけ細かく思い浮かべる。その後、目を開けて、イメージした花瓶と本物とを見くらべる。

再現できなかったところを再びよく観察し、また目を閉じてイメージする。これをくり返すのだ。毎日、そういう作業をくり返していくうちに観察力がつき、イメージカの向上にも役立つ。

記憶を定着させるために反復学習する

人間はとにかく忘れる動物である。記憶を定着させる方法は、たった一つしかない。「反復」すること、要するに「復習」である。エビングハウスの記憶実験」と呼ばれる心理学上の有名な実験がある。ドイツの心理学者エビングハウスが時間の経過と忘却率の関係を調べたもので、「記憶の保持率は時間軸と対数曲線を描いて低くなる」という法則として知られている。

とくに、記憶してから九時間までに、記憶の保持率は急速に低下する。覚えたはずの記憶がどんどん消えてしまうのである。しかし、その記憶がまだ残っている間に反復学習すると、記憶の保持率が飛躍的に高まることもわかっている。

反復しすぎの「過剰学習」を避ける

昨日覚えたことを翌日にはもう忘れてしまっている、あるいは翌日は覚えていても、その翌日には忘れてしまう。そんな不安を抱く人は多いだろう。それで、昨日覚えたことを今日また覚え直し、さらに明日も覚え直したりする。こういう反復作業は、記憶を定着させるうえで、たしかに効果的だ。多くの記憶は、その日に覚えたつもりでも、しばらくすると忘れていることが多い。翌日、もう一度覚え直すことで、忘却率をかなり下げることができる。

だが、ここで注意したいのは、やりすぎないことだ。すでに覚えたことを何度も何度もくり返して記憶する作業を、心理学では「過剰学習」と呼ぶ。これは記憶の定着には役立つが、一方で思考の柔軟性を奪い、自由な発想の妨げになりやすいのだ。

何かを覚えるのは、それを使って仕事や生活に役立てるため。記憶するための記憶では、自分のためにもならない。覚えたはいいが応用がきかないということを避けるためにも、記憶の反復学習はほどほどにしたほうがいい。
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