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タレントの長嶋一茂氏は、みずからに「二流」のレッテルを貼る本を書いて話題をよんだ。たしかに、プロ野球選手時代の一茂氏は、お世辞にも一流とはいえなかった。また、タレントになったあとも、NHKの人物ドキュメントの司会、民放のバラエティーのコメンテーター、俳優などでマルチな活躍をしているが、失礼ながらいずれもプロ級の鮮やかさとはいいがたい。

しかし、不思議と、彼はテレビの世界から消えない。それどころか、テレビで彼の顔を見る頻度は高まっていくいっぽうである。いつも地のまま、いつもシロウトというところが、かえって一部分だけがトンガらない応用範囲の広さを生んでいるのだろうか。

一茂氏を見ていると、すべてにおいて二流というのは、案外、便利なものだと痛感させられるが、どうやらこれは、ビジネスの世界でもいえるのではないか。たとえば、精神科医の和田秀樹氏は、「ビジネスマンは、マルチな二流であるべし」と提言している。ひとつの分野で頂点をきわめるよりは、二、三の分野でそこそこの知識なり技術を磨くほうが、はるかにやさしく、応用がきくからだ。

イチロー、佐々木、松井になるためには、求道的な努力と天賦の才が絶対条件となる。しかし、一茂路線なら、キャラクターに恵まれてさえいれば、だれにでもチャンスがありそうに思える。げんに、いまのうちから、引退後に「第二の一茂」になることを狙っているように思えてならないプロ野球選手もすくなくない。

さらに、和田氏は、ひとつのジャンルにだけこだわると、かえって独創性の芽をつむことになりかねないとも指摘している。理由は、ふたつ以上のジャンルにわたって、そこそこ勉強し、能力を身につけておくと、それが結びつき、意外な発見をもたらすことが多いからである。

また、能力とは関係ないが、一分野だけがトガッたビジネスマンというのは、それはそれで、人の組織においては不利な面があったりもする。私が知っている中堅ビジネスマンに、超一流のコンピュータの使い手、語学の使い手がいるが、ふたりとも出世では遅れている。彼らの同僚で出世しているのは、技術操作よりも人間操作が得意なタイプだ。

頭のいいビジネスマンというのは、「モチはモチ屋」の原則を心得ていて、パソコンや語学などの一流技術は専門家にまかせておけばいいと割り切っていたりする。彼らが目指しているのは、あくまでも交渉のプロであり、組織のプロであるからだ。つまり、一分野だけを懸命に磨いていると、彼らのような組織のプロに使われる立場になりかねないのである。



テーマ:勉強 - ジャンル:学問・文化・芸術

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