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自分にはアイデアがあると信じるのは、いい。絶対にイケると信じるのも、いい。だが、「自分は頭がいい」と思い込むのは、けっしていいことではない。その違いが何であるかについて、昭和初期の物理学者・寺田寅彦は、こんな言葉を残している。

「科学者は、たしかに頭がよくなくてはならない。が、そのいっぽう、科学者は頭が悪くなくてはならない、というのも真実である。頭のいい人とは、いわば足の速い旅人のようなものだ。頭の力を過信するあまり、物事を簡単に見抜こうとしてしまうのだ。たとえば、富士山が何であるかは、山頂に達するプロセスを一歩一歩踏みしめてみないとわからない。だが、頭のいい人は、すそ野から山頂を眺めただけで、富士山の全体をとらえたと過信する」

さらに寺田寅彦は、自分の頭を過信する科学者は、自分の学説と自然界の現実が食い違うと、「これは、自然のほうが間違っている」というゴーマンな考え方をしかねないともいっている。

つまり、「自分は頭がいい」と思い込んでいるビジネスマンは、自分の企画が通らなければ、「会社のトップは、みんなバカだ」と考え、自分が開発した商品が売れなければ、「世の中の消費者は、みな無知蒙昧(むちもうまい)だ」と考えることになるわけだ。そんなゴーマンをかましているかぎり、彼の立てた企画は永遠に通らないし、彼の開発した商品は永遠に売れないはずである。

精神科医の和田秀樹氏も、「自分のことを頭がいいと思った時点で発達が止まる」といっている。自分の賢さを過信して、いっさいの努力をやめ、人の話を聞かなくなる。そういう人間を、和田氏は何人も見てきた。たとえば、助教授時代には外国の文献を根気よくあさり、常に考察の力を磨いていた人間が、教授に昇進したのを境にパタリと勉強しなくなり、根拠のない思いつきを自説とするようになってしまう。

和田氏にいわせれば、そうした人間は、自分じたいが権威であり、自分の語ることが真実だと思い込み、もはや何も学ぶ必要がないのだとカン違いしているということになる。「自分にはアイデアがある」と思うことと「自分は頭がいい」と思うことには、天と地ほどの違いがある。「カン違い人間」にならないためには、「自分は頭がいい」と思わない心の習慣が必要だろう。

テーマ:勉強 - ジャンル:学問・文化・芸術

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