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この自己暗示でモチベーションを高められる


やる気が無いときでも、まずは作業に取り掛かる

小説家や漫画家などの物書きには、自宅とは別に事務所を構え、そこで仕事をするという人が意外に多い。毎朝、憂鬱(ゆううつ)な気分と疲れた体をひきずって通勤しているサラリーマンからすれば、自宅でできる仕事なのにわざわざ「通勤」するなんて・・・と不思議に思うかもしれない。

しかし、実際に自宅で仕事をしてみると、生活と仕事の境界線があいまいになって、集中するのが難しいことが多いのだ。むしろ、会社のように「その場にいくと、とにかく仕事をしなければならない環境」があることは、集中力を発揮するためには、大事なことなのだ。

エッセイストで漫画家の東海林さだおさんも、仕事をするときは自宅から離れた仕事場へ「出勤」しているという。どんなにやる気がない日でも、そうして仕事場の机に向かって仕事をはじめると、不思議なことにだんだんエンジンがかかってきて、集中力が高まってくるという。

これは、心理学用語でいえば「作業興奮」が起こった状態といえる。「作業興奮」とは、ドイツの心理学者E・クレペリンが指摘した有名な現象のこと。人間の脳というのは、どんなに嫌だったり興味がもてないことでも、手をつけはじめることで刺激され、自己興奮し、そのうち集中力が高まってくる。はじめから集中して物事に取り組んでいなくても、やっていくうちに、「集中」が後からついてくるのだ。

というわけで、なんだか今日は気分が乗らないなという日があっても、とにかく仕事をはじめてみることだ。特に集中できるような環境を整えたり、目標を立てたり、メンタル面に気を使ったり、段取りを工夫しなくてもいい。とにかくはじめることで、脳に「作業興奮」の刺激を与えれば、次第に乗ってくるのだから。

嫌な仕事は「今日だけ」と思って取り組む

スポーツ心理学者のジム・レアー博士によれば「人間は嫌なことでも一日くらいなら我慢できる動物」だという。たしかに、日常生活のなかでも「~だけ」という限定つきなら耐えられると思う場面は多い。たとえば、残業も、毎日ではなく、たまになら頑張れる。月一回の早朝会議も、ひと月にその日だけだから起きられる・・・。

レアー博士は、この「~だけ」という限定つきの考え方が、人のメンタル面にプラスに働きかける効果に注目し、嫌なこと、気が重いことに対して集中しなければならない時は、たとえば「今日だけは、○○をやろう」と思って始めることを薦めている。

こういうと、嫌なことが「今日だけ」ではなく、明日もその次の日も続づく場合はどうするのか、と思う人もいるだろう。しかし、たとえ気休めにせよ、とりあえず「今日だけ」だと考えれば、その日を乗り切ることはできるはずだ。

毎日くり返されるようなルーティンワークや、気のすすまないことを思い出してみよう。たとえばそれが、「毎朝6時に起きて8時までに出社する」ことだとする。

早朝出勤がこれから毎日つづくと思えば、自分には無理だとすぐ否定的な考えが起こってくる。そう思い込んでしまえば、毎朝6時に起きることなど、最初からできるものではない。

しかし、ベッドに入る前に「とりあえず明日だけは6時に起きるぞ」と言い聞かせてみる。すると「毎朝6時に起きることはできないかもしれないが、明日だけならできる」と少しは気持ちが前向きになって、気分もずいぶん軽くなるはずだ。この「~だけ効果」を応用すれば、集中してできる仕事や勉強がいろいろ増えそうである。

「ライバルに負けた自分」を想像してみる

やる気を引き出すためには、人間にもともと備わった闘争本能を利用するという方法もある。身近なところで「あいつには負けたくない」と思えるような「ライバル」を思い浮かべて、発奮材料にしてしまうのだ。

心理学者の多湖輝氏(たごあきら)は、旧制中学時代、気の乗らない受験勉強に集中するために、同じ高校を受験する成績のいいライバルの姿をリアルに想像をして「利用」したという。

当時の中学生にとって、旧制高校生のスタイルは憧れの的だった。そこで多湖氏は、自分は入学試験に落ちてしまい、そのライバルの彼だけが合格して、旧制高校生スタイルで街をゆうゆうと歩く姿を思い描いた。すると「悔しい、負けるものか!」という闘争本能が湧いて、俄然、受験勉強に打ち込むことができたという。

いまなら、試験に落ちるなんてマイナスなことを考えるのはよくないとか、イメージトレーニングはプラスのことだけを考えたほうがいいなどと反論されそうだ。けれども、自分にとって現実昧のあることのほうが、やる気を起こす発奮材料になり、プラスに作用する場合もある。

多湖氏の場合は、相手に打ち勝ったときの輝かしい姿より、負けたときの自分の惨めさのほうが、やる気を引き出す原動力になったのである。「ご褒美」ではなく、一種の「罰」を背後におき、そうならないようにしようと自分を奮い立たせたわけだ。

そんなこといわれても、ライバルなんて思いつかない、という人でも、ちょっと別の視点を加えれば思い浮ぶ人物が出てくるはずだ。たとえば、自分より立場も能力も下だと、実は心の中で思っている人や、まさかコイツが自分より先に昇進するはずはないだろう、なんて油断している相手に先を越されたら・・・。

そう想像してみれば「あいつにだけは負けたくない」などと、おおいに奮起できるのでは?少々えげつないライバルのつくり方ではあるが、ご参考までに。
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