ビジネス、試験勉強、子供の教育にもグングン成果が上がる。みるみる冴える脳!ひらめく頭!とっておきの「脳力アップ術」を公開!
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覚えにくい事柄を大量に暗記するコツ


大切な事は最初と最後に覚える

勉強や仕事で、単語やデータなどを覚えなければならない機会は多いものだ、このとき覚えたい事を、ただ出てくる順番のままに頭にインプットしていくのは、効率のいい方法とはいえない。時間をかけたわりには、肝心な事を覚えていない、という事になりやすいのだ。

何かを覚えたい時は、どうしても覚えたい事を最初と最後に記憶するのが効率のよい方法である。というのは、脳の記憶のメカニズムでは、最初と最後に覚えた事が忘れにくくなっているためだ。最初に覚えた事を忘れにくいのは「初頭効果」、最後に覚えた事を忘れにくいには「親近性効果」と呼ばれ、これらは記憶の「系列位置効果」と総称されている。

例えば、取引先に関する情報を覚えたいとき、単純に五十音順に覚えていくと、あまり関係のない会社の情報はかりが頭に残りかねない。そうではなく、どうしても覚えたい会社を幾つか抜き出して、それらを最初か最後に覚えたほうがいいのである。

五感をフル活用して記憶力を倍増させる

単語カードを見ながら、何やらブツブツと言葉をつぶやいている人を見かけることがある。ブツブツつぶやくのは、記憶術としては、かなり効果的な方法だ。目だけで覚えるより、耳や口などできるだけ五感を使ったほうが、記憶は定着しやすくなるからだ。

単語カードを見て、その単語を声に出せば、目からの情報と同時に、耳からも情報が入ってくる。また声を出すというのは、目で見たり聞いたりするのと違って、能動的な行為である。受動的行為と能動的行為を一緒に行う事で、脳はより刺激され、記憶力が高まりやすくなる。

このほか、手を使って覚えるのも効果的だ。受験勉強などで、単語を紙に書いて覚えた人は多いだろうが、これも脳を刺激して記憶を定着させるのに効果的な方法だ。紙がない場合は、指をただ動かすだけでも効果がある。

「集中法」より「分散法」で覚える

勉強でもスポーツでも一気に集中して1つの事をマスターする方法と、休憩をはさみながら、時間をかけてマスターする方法がある。前者を「集中法」、後者を「分散法」というが、時間に余裕がある場合は、後者の方法のほうが効果は上がりやすくなる。

例えば、中学生を2つのグループに分け、1方には集中法で、もう1方には分散法で、アルファベットの左右を逆さにした文字を書かせるという実験がある。制限時間内にできるだけ多く書かせるというテストを行い、その結果を調べたところ、1回目はどちらも同じ成績だった。

ところが、2回目以降は、分散法で勉強したグループの成績がはるかに良かったのだ。集中法は、短期的には効果があっても、長期的に見ると効率の良い方法とはいえないのだ。記憶においても同じ事が言える。何かを覚えたいときは、一気にいろいろな事を覚えようとせず、時間をかけてじっくり覚えて行ったほうが、結局は記憶に残りやすくなる。

ひとまとめに区切って覚える「チャンキング」

電話番号など、意味のない数字を覚えるのは、なかなか大変だ。こんなとき役に立つのが、「チャンキング」と呼ばれる記憶術である。これは「チャンク」を利用した記憶術のことで、チャンクとは1つのまとまった意味単位のこと。

このチャンクの要素が少ないほど、物事は覚えやすくなる。数字の羅列が覚えにくいのは、そこに意味がないからだが、これに区切りをつけると、かなり覚えやすくなる。例えば、郵便番号で「1620801」では覚えにくいが、「162-0801」と間にハイフンを引いて、2つのチャンクに分けると、まだしも記憶しやすくなる。そのため、郵便番号や電話番号には、間にハイフンが使われているのである。

これは、もちろん他のことにも応用が可能で、例えば英語を覚える場合、単語よりも熟語、熟語よりも英短文とチャンクを大きくして覚えたほうが、結果的に記憶の総量を多くする事が出来る。

語呂合わせで覚える「押韻法」と「頭字法」

「押韻法(おういんほう)」と「頭字法(とうじほう)」と呼ばれる記憶術がある。押韻法の代表は、いわゆる「語呂合わせ」だ。鎌倉幕府が成立した年を「いい国(1192年)つくろう鎌倉幕府」と覚える方法である。

一方、「頭字法」は、複数の事柄を覚えるとき、頭文字だけを覚えていく方法。例えば、化学の元素記号周期表を覚える「スイヘイリーベ、ボクのフネー」という記憶法だ。「水素」「ヘリウム」「リベリウム」というように元素の頭文字をつないだ語呂合わせになっている。

これらの記憶術は、上手くハマった時は強い記憶を残す。しかし、いちいち最初から語呂合わせをつくるのは大変だし、よほどのダジャレ名人でないと、時間をとられる事にもなる。どうしても覚えられない事に絞るほど、この方法は有効になる。

体の部位に結び付けて覚える

何かを記憶するとき、「よく知っていて、変化しないもの」に結び付けて覚えるのも使える記憶術である。例えば、体を使ってみる。頭、目、耳、鼻、口、肩、胸などは、いつも同じ場所にある。絶対に変る事はない。このそれぞれの部位と、覚えたい事柄を結びつけるのである。

一例を挙げよう。取引先の人の名前が、なかなか覚えられないとする。この時、上から順に「山田花子さんは頭」「森下健次さんは目」「石原二郎さんは鼻」などと体の部位と関連付けて覚えていく。すると、「山田花子」という名前を忘れたとしても、「頭」を忘れる事はない。そこで「山田花子」と「頭」を関連付けて覚えておくと、たとえ忘れたときも、「頭」を思い浮かべると、「山田花子」という名前が出てきやすくなるのだ。

この記憶術が使えるのは、体の部位だけではない。例えば、自分の部屋に置かれている家具と関連付ける。入り口から時計回りに机、本棚、ベッド、洋服ダンスと並んでいれば、それらと覚えたいものを関連付けるのだ。あるいは駅から家に帰るまでの店と関連付けてみるのもいい。

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