ビジネス、試験勉強、子供の教育にもグングン成果が上がる。みるみる冴える脳!ひらめく頭!とっておきの「脳力アップ術」を公開!
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頭をサビさせないためには、「他人とどうかかわるか」も大切である。たとえば、コラムニストの轡田隆史(つくねだたかし)氏は、朝日新聞で「素粒子」というコラムを書いていた当時、毎日のように批判の矢を浴びたという。彼のもとに送られてくる投書には、ハガキの真ん中に「バカヤロー」と書いただけのものもあればゾッとするような過激な批判もあった。

最初のうちは、それらにいちいち腹を立てていた轡田氏だったが年数を経るにつれて「なるほど」という気持ちをもつようになった。実際、投書に書かれた批判のうち二割は大いに参考になる意見だった。彼はこうした批判の優れたところを積極的に探して、むしろ自分の考え方を高めるなど利用するようにもなったという。

批判を受ける受動的立場から批判を「利用」する能動的立場ヘ・・・。轡田氏は長年のコラムニスト生活でその習慣術を身につけたのだ。彼は「批判は、一種の敬意の表明」として江戸時代の儒学者・荻生徂徠(おぎゆうそらい)と伊藤仁斎(いとうじんさい)の例をひきだす。

徂徠は時折ほかの学者の説を痛烈に批判したが、なかでもヤリ玉にあげて徹底的に痛めつけたのが伊藤仁斎だった。しかし轡田氏は徂徠の批判は仁斎の説への強い関心と敬意の表れに他ならないといっている。

また評論の神様といわれた小林秀雄は彼のもとに集まる若手の文学者たちに痛烈な批判を加えたことで知られる。なかには小林に批判されて泣きだす者もいたといわれるほどだが、そのなかから作家の中村光夫氏や隆慶一郎氏、音楽評論家の吉田秀和氏などの逸材が育っていったことはあまりにも有名である。批判をときに利用し飛躍へのバネにする。そういう柔軟さがあれば頭というものは決してサビないはずである。


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