ビジネス、試験勉強、子供の教育にもグングン成果が上がる。みるみる冴える脳!ひらめく頭!とっておきの「脳力アップ術」を公開!
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頭をサビさせないためには、「他人とどうかかわるか」も大切である。たとえば、コラムニストの轡田隆史(つくねだたかし)氏は、朝日新聞で「素粒子」というコラムを書いていた当時、毎日のように批判の矢を浴びたという。彼のもとに送られてくる投書には、ハガキの真ん中に「バカヤロー」と書いただけのものもあればゾッとするような過激な批判もあった。

最初のうちは、それらにいちいち腹を立てていた轡田氏だったが年数を経るにつれて「なるほど」という気持ちをもつようになった。実際、投書に書かれた批判のうち二割は大いに参考になる意見だった。彼はこうした批判の優れたところを積極的に探して、むしろ自分の考え方を高めるなど利用するようにもなったという。

批判を受ける受動的立場から批判を「利用」する能動的立場ヘ・・・。轡田氏は長年のコラムニスト生活でその習慣術を身につけたのだ。彼は「批判は、一種の敬意の表明」として江戸時代の儒学者・荻生徂徠(おぎゆうそらい)と伊藤仁斎(いとうじんさい)の例をひきだす。

徂徠は時折ほかの学者の説を痛烈に批判したが、なかでもヤリ玉にあげて徹底的に痛めつけたのが伊藤仁斎だった。しかし轡田氏は徂徠の批判は仁斎の説への強い関心と敬意の表れに他ならないといっている。

また評論の神様といわれた小林秀雄は彼のもとに集まる若手の文学者たちに痛烈な批判を加えたことで知られる。なかには小林に批判されて泣きだす者もいたといわれるほどだが、そのなかから作家の中村光夫氏や隆慶一郎氏、音楽評論家の吉田秀和氏などの逸材が育っていったことはあまりにも有名である。批判をときに利用し飛躍へのバネにする。そういう柔軟さがあれば頭というものは決してサビないはずである。


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感情の老化につづいて起こるのが、記憶力の老化だ。これも、意外に早くやってくる。人は、子どものころに知ったことをいつまでも憶えているが、大人になってから知ったことはすぐに忘れてしまう。それは、記憶力というものが、10代の終わりを境に急激に衰えることの証拠にほかならない。

したがって、30代、40代になったら、もはや記憶力の低下にショックを覚えている場合ではない。記憶力はすでに低下したものと受け入れたうえで、それをおぎなう習慣術を身につけなければならないのだ。

そのためのひとつの方法に、もし、これは憶えておきたい、とか、この論証は使える、とか思うことがあったら、それをだれかに語って聞かせるというものがある。人に語って伝えるという行為には、第一に「復習」の効果があり、第二には「構成」の効果がある。

人に何かを伝えるためには、ポイントを押さえて筋道立てて話さなければならない。人に伝わりやすいということは、自分も憶えやすいということだ。したがって、人に伝えることは、自分がインプットしておくのに便利な構成に組み替えられる効果がある。

アメリカの医大では、「学習とは、観察すること、やってみること、そしてだれかに教えることから成り立っている」と学生たちに教えているほどである。

討論番組でおなじみの舛添要一氏は、東大助手だったとき、フランス政府留学生試験に合格して、フランスに渡ることになった。そこで、それまでの語学力では何かと困るぞ、と思った舛添氏は、アテネフランセ(フランス語学校)に自分を講師として雇うよう売り込んだ。そして、アテネフランセの生徒にフランス語を教えることによって、自分のフランス語力を急速にアップさせたという。

人に伝えたり教えたりすることは、ひとつの体験である。そのような体験を通して記憶することを「エピソード記憶」というが30歳、いや20歳を超えたら、記憶には、そうしたフォローが必要なのだ。

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頭をサビさせる最大の要因。それは、新鮮な好奇心を抱きつづけることができずに、心が老いてしまうことかもしれない。年をとるにつれて体力、記憶力が低下するのはだれもが知っていることだが、「感情の力」が低下することはあまり知られていない。だが、「感情の老化」というのは、確実にある。

それは、人によっては、身体と脳の能力低下に先んじて20代後半からやってくる。しかも、「感情の老化」は、身体と脳の老化を促進する元凶にもなる。その意味で、「感情の老化」は、もっとも深刻な老化ということもできる。トーマス・マンの「魔の山」には、情熱が衰えたことを悔やんで自殺してしまう男が登場するが、その男が「感情の老化」にたいして抱いた深刻さは、けっして大げさなものではないのだ。

たとえば、出世レースに遅れ、本線の仕事をはずされてしまったような場合、20代半ばにして、「もう、何をやってもダメなんだ」と思ってしまうビジネスマンがいる。それが、「感情の老化」の始まりである。

それが始まると、爆笑コメディーを見ても笑わなくなり、ひいきの野球チームが奇跡的な逆転勝ちを収めても興奮を覚えなくなる。脳科学的にいえば、それは、βエンドルフィンの分泌が止まり、海馬における刺激がなくなって、ニューロン(神経細胞)がもろくなっていることを意味する。それによって脳の力が衰えれば、おのずと体力も低下するという悪循環になるわけだ。

それでは、「感情の老化」を防止するには、どんな習慣を心がけたらいいのだろうか?一説には「飲む、打つ、買う」が、若さの秘訣だという。自分は、いま、ちょっとイケナイことをしているという良心の痛みが、老け込んだ感情を若返らせる刺激になるというわけだ。

まぁ「不良老人」を目指すのも大いにけっこうだとは思うが、とくに若いビジネスマンの場合は、酒とギャンブルと女に走ったりすれば、なおさらデカダンな気分になって老化してしまいかねない。

そこでひとつの提案。「あぁ、ちょっと気持ちが老け込んできたな」と感じたときは、若いころに好きだった映画を見たり小説を読んだりすることにしている。昔好きだった映画や小説は、いつになっても否定したくない。

そんな気持ちが手伝って、昔の自分になったつもりで、昔に味わったと同じ興奮や感動を覚えることができてしまう。一種のダマシだが、その興奮や感動は、けっしてニセモノではないと思っている。

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